こんにちは、ひさこです
「最近、疲れが抜けないんです」
「なんだか呼吸が浅い気がするんです」
「寝てもスッキリしないんです」
こんな声をよく耳にします。
年齢のせいでしょうか。
体力が落ちたからでしょうか。
もちろん、それもあるかもしれません。
でも私は、まず別のところを見ます。
それは呼吸です。
なぜなら、呼吸が浅い人ほど疲れやすいからです。
そして厄介なことに、呼吸が浅い人ほど、自分の呼吸が浅いことに気づいていません。
今日は、そのお話です。
深呼吸をしてくださいと言われたら、どうしますか?
少し試してみてください。
「深呼吸をしてください」
そう言われた瞬間、どんな動きをしましたか?
多くの人は胸を張ります。
胸を大きく開いて、少し後ろへ反らす。
ラジオ体操でおなじみのあの動きです。
ところが。
実はその動きでは、深い呼吸はできません。
えっ?と思いますよね。
私も最初は驚きました。
しかし身体の構造を学ぶと、とても理にかなっています。
試しに胸をグッと反らした状態で、大きく息を吸ってみてください。
思ったほど空気が入らないはずです。
胸のあたりが突っ張り、かえって苦しく感じる方もいるでしょう。
なぜでしょうか。
それは、呼吸の主役がではないからです。
呼吸のカギは肋骨の動きにある
呼吸で大切なのは、胸を反らすことではありません。
肋骨の動きです。
息を吸うとき、
肋骨のふちが外へ広がりながら、少し持ち上がります。
すると肺が広がるための空間が生まれ、自然と空気が入っていきます。
ここで大切なのは順番です。
肺に空気を入れるから肋骨が動くのではありません。
肋骨が動くから肺に空気が入るのです。
息を吐くときは、その広がった肋骨が元の位置へ戻っていきます。
つまり呼吸とは、
胸を張る運動ではなく、
肋骨がしなやかに開いたり閉じたりする運動なのです。
この考え方は、私自身が腰の王子から学ばせていただいた内容でもあります。
最初に聞いた時は正直驚きました。
なぜなら、
「深呼吸=胸を張るもの」
そう思い込んでいたからです。
しかし実際に身体の構造を学び、自分の身体で試してみると納得でした。
身体は気合いや根性で動くのではありません。
構造通りに動くようにできています。
だからこそ、まず構造を知ることが大切なのです。
ここで質問です。
あなたは普段、自分の肋骨の動きを感じていますか?
おそらく多くの方が感じていないでしょう。
なぜなら現代人は、肋骨を動かさない生活をしているからです。
呼吸が浅くなる本当の原因
スマホを見る。
パソコンを見る。
車を運転する。
テレビを見る。
気づけば一日中、同じ姿勢です。
すると肋骨は少しずつ動きを失っていきます。
呼吸は浅くなる。
酸素が十分に取り込めない。
身体は省エネモードになる。
するとどうなるでしょう。
疲れやすい。
集中できない。
イライラする。
寝ても回復しない。
実はこれらの不調の背景に、呼吸の問題が隠れていることが少なくありません。
多くの人は、
疲れているから呼吸が浅い
と思っています。
しかし逆です。
呼吸が浅いから疲れていることも多いのです。
呼吸は生命活動の基本です。
その基本が崩れているのに、
サプリメントを増やしたり、
気合いで頑張ろうとしたりしても限界があります。
まず整えるべきは呼吸なのです。
肋骨は「硬いカゴ」ではない
ここでもう一つ面白い話があります。
肋骨は硬い骨の塊だと思っていませんか?
実は違います。
肋骨の周りには34個もの関節があります。
34個です。
前側の胸骨とつながる部分。
後ろ側の背骨とつながる部分。
合わせると驚くほど多くの関節があります。
つまり本来の肋骨は、とてもしなやかに動く構造になっているのです。
ところが多くの人は、その34個の関節を固めたまま生活しています。
せっかく動くように作られているのに、動かしていない。
なんだかもったいないと思いませんか?
私はこれを聞いた時、少し悔しくなりました。
こんなに素晴らしい機能があるのに、全然使えていなかったのかと。
でも、その悔しさが大事なのです。
気づいた瞬間から身体は変わり始めるからです。
落語の世界なら、
「道具は揃っているのに使い方を知らない八っつぁん」
みたいなものです(笑)。
実は私たちも同じかもしれません。
身体には素晴らしい機能が備わっているのに、使い方を知らないだけなのです。
身体を整えることは人生を整えること
私は整体や太極拳、腸活をお伝えしていますが、今も学び続けています。
今回も腰の王子から呼吸と身体構造について学びながら、
「身体は本当に奥深いな」
と改めて感じました。
年齢を重ねても学び続ける理由は一つです。
目の前の方が、旅立つその時まで人生を楽しめる身体づくりのお手伝いをしたいからです。
私は整体や太極拳、腸活を通じて多くの方と関わっています。
そこで感じるのは、
身体と人生は切り離せないということです。
呼吸が浅い人は行動も小さくなります。
身体が重い人は挑戦が減ります。
疲れが抜けない人は笑顔も減ります。
逆に。
呼吸が深くなるとどうでしょう。
身体が軽くなる。
気持ちが前向きになる。
外へ出たくなる。
人に会いたくなる。
新しいことを始めたくなる。
人生が動き始めるのです。
だから私は思うのです。
身体づくりとは健康のためだけではない。
人生を楽しむためにあるのだと。
身体は人生の乗り物です。
乗り物の調子が悪ければ、行きたい場所へ行けません。
会いたい人にも会えません。
やりたいことも楽しめません。
だから身体を整える。
それは長生きするためだけではありません。
人生を味わい尽くすためです。
今日からできる簡単な実践法
今日からぜひ試してみてください。
深呼吸をする時。
胸を張るのではなく、肋骨の動きを感じてみます。
息を吸う。
肋骨がふわっと広がる。
息を吐く。
肋骨がすっと戻る。
それを感じるだけです。
最初は分からなくても大丈夫です。
感じようとすることが第一歩です。
身体は意識したところから変わり始めます。
まずは1日3回。
朝。
昼。
夜。
ほんの数回で構いません。
自分の呼吸に意識を向けてみてください。
まとめ
疲れやすい。
呼吸が浅い。
なんとなく元気が出ない。
そんな時は気合いや根性ではなく、まず呼吸を見直してみてください。
胸を張るのではありません。
肋骨を動かすのです。
呼吸が変わる。
身体が変わる。
身体が変わる。
人生が変わる。
身体は人生を楽しむための土台です。
旅立つその時まで、自分の人生を楽しむために。
まずは今日、ひと呼吸。
自分の肋骨の動きに耳を澄ませてみませんか。
🔥旅立つその時まで、自分の人生を楽しむために。
身体を整えたい方は、お気軽にご相談ください。
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