「肩甲骨を動かして!」って、肩甲骨だけ動かせるの?

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腕の骨から見ると身体が面白い話

こんにちは、ひさこです😊

「肩甲骨を動かしましょう!」
「肩甲骨を寄せて!」
「肩甲骨をはがすといいですよ!」

テレビやYouTubeでも、よく聞きますよね。

肩や背中が重いと、
「私の肩甲骨が固まっているんだ!」
と、一生懸命グルグル腕を回したり、胸を張ったり。

……私も普通に「肩甲骨を動かして」と言ってきました🤣

ところが、腰の王子ことフィジカリストOuJiさんのところで身体について学んでいると、
またまた、
「確かに!」
となることがありました。

それが、
「肩甲骨だけを動かそうとしない」
という身体の見方です。

そこで私、
「じゃあ肩甲骨って、どうやって動いてるんだっけ?」
となりました🤣

肩甲骨って、背中にくっついている?

肩甲骨は、背中側にある三角形のような骨です。

なんとなく、
「背中にペタッと貼りついている骨」
というイメージを持っていませんか?

でも実際には、肩甲骨は肋骨でできた胸郭の上を滑るように動きます。

そして肩甲骨は、
腕の骨(上腕骨)や鎖骨と関係しながら動いています。

ということは、
「肩甲骨だけ動かして!」
と言われても……
「肩甲骨さん、単独でお願いします!」
というわけにはいかないんですよね🤣

身体はそんなにバラバラには動いていません。

腕を上げると、肩甲骨も一緒に動く

ちょっと試してみましょう。

片方の腕を、ゆっくり上へ上げてみてください。

このとき、
動いているのは腕だけでしょうか?

腕の骨が動きます。
それに合わせて肩甲骨も動きます。
鎖骨も関係します。

さらに胸郭や背骨も、動きの中で関わっています。

つまり、
「腕を上げる」という一つの動作にも、いくつもの骨が参加している
ということ。

身体って面白いですよね😊

だから私は最近、
「肩甲骨をもっと動かさなきゃ!」
と考えるより、
「腕の骨はどう動いてる?」
「肩甲骨はそれについてどう動いてる?」
と見たほうが分かりやすいなぁと思っています。

「肩甲骨を寄せなきゃ!」で全員集合していませんか?

肩甲骨を動かそうとして、
「よし!寄せるぞ!」
と頑張る。

すると、
肩にギュッ。
首にもギュッ。
背中もギュッ。
ついでに眉間までギュッ。
……そこまで全員集合しなくてもいい(笑)

「正しく動かそう」
と思えば思うほど、身体に力が入ってしまうことがあります。

すると、
肩甲骨を動かしたかったはずなのに、
別の場所が一生懸命頑張っている。

こういう、
動かしたいところの代わりに、別の場所が頑張って動くことを「代償動作」といいます。

たとえば腕を上げたいのに、
腰を反らす。
肩をすくめる。
首に力を入れる。

本人は腕や肩甲骨を動かしているつもりでも、
実は別のところが、
「はいはい!私が代わりにやりますよ〜!」
と頑張っていることがあるんです🤣

だから、
たくさん動ける=動かしたいところがちゃんと動いている
とは限りません。

大切なのは、
どこまで動くかより、どこが動いているか。

肩甲骨より、まず腕の骨を感じてみる

ではもう一つ。
腕を身体の横にダランと下ろしてみてください。

そして肩を頑張って回すのではなく、
腕の付け根から、
腕の骨そのものがゆら〜っと動くようなつもりで、小さく動かしてみます。

大きく回さなくて大丈夫。

むしろ、
「これだけ?」
くらいでOKです😊

そのとき、
「腕の骨はどこから始まっている?」
「肩甲骨はどう動いている?」
「首や腰まで一緒に頑張っていない?」
と感じてみる。

分かります?
……分からない?

はい、それもOK🤣

まずは、
「私って腕をどうやって動かしてるんだろう?」
と興味を持つこと。

そこからです。

「肩甲骨をほぐさなきゃ!」の前に

肩や背中が気になると、
「揉まなきゃ!」
「伸ばさなきゃ!」
「肩甲骨をはがさなきゃ!」
となりやすいですよね。

でも、その前に、
「そもそも私は、普段どうやって腕を使っている?」
というところも見てみてほしいと思っています。

スマホを持つ。
包丁を使う。
洗濯物を干す。
掃除をする。
車を運転する。
パソコンを使う。

私たちは毎日、何度も腕を使っています。

そのとき、
腕の骨はどう動いている?
肩だけ力んでいない?
背中ばかり頑張っていない?
腰が代わりに動いていない?

そんなふうに、自分の動きをちょっと見てみる。

すると、
「あれ?」
が見つかることがあります。

もしかしたら、それが自分では気づいていなかった代償動作かもしれません。

整体でも太極拳でも立腰体操でも同じ

私は整体でも、太極拳でも、立腰体操でも、
知る → 感じる → 試す
を大切にしています。

肩甲骨についても同じです。

「肩甲骨を何センチ動かせるか」
より、
「私はどこを使って動いている?」

まずはそこを知る。
そして実際に身体で感じてみる。

少しやり方を変えて、また試してみる。

「あれ?さっきより楽かも」
「腰を頑張らなくても腕が上がる」
「こっちを動かすと、こんなところまで動くんだ!」

そんな発見が面白いんです😊

代償動作だって、
「やっちゃダメ!」
と無理に止めるのではなく、
まず、
「あ、私ここを代わりに使っていたんだ!」
と気づく。

そこから身体を見る目が変わっていきます。

身体は、部品の寄せ集めじゃない

肩甲骨。
腕の骨。
鎖骨。
肋骨。
背骨。

名前をつければ別々です。

でも私たちが動くとき、
身体は、
「今日は肩甲骨だけで動きま〜す!」
なんてことはしません

それぞれが関係しながら、一つの身体として動いています。

だから、
肩甲骨が気になるから肩甲骨だけ。
腰が気になるから腰だけ。
股関節が気になるから股関節だけ。

ではなく、
身体全体のつながりを見る。

そして、
「どこかが代わりに頑張っていないかな?」
と見てみる。

私はそこを大切にしています。
身体は人生を楽しむための土台。

肩甲骨を必死に動かすことそのものが目的ではありません。

腕を上げる。
服を着る。
料理をする。
旅行へ行く。
好きなことを楽しむ。

そのために身体があります。
「肩甲骨を動かさなきゃ!」
と頑張る前に、
まずは、
「私の腕の骨、どう動いてる?」
「ほかのところが代わりに頑張ってない?」
と、ちょっと感じてみませんか?

「あれ?」
が一つ見つかったら、それで十分🌿

身体って、知れば知るほど面白いですよ。


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※今回の記事は、腰の王子ことフィジカリストOuJiさんのところで学んだ身体の見方をもとに、私自身が学び、身体で感じたことや、整体・太極拳・立腰体操での経験を交えて文章にしています。王子ご本人とは表現が異なる部分もありますので、ご了承ください。

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