なぜ筋トレを始めてはいけないの?
こんにちは、ひさこです
「最近、疲れやすくなった。」
そう感じることはありませんか。
買い物へ行っただけなのに疲れる。
洗濯物を干しただけで肩が重い。
夕方になると、
「もう今日は何もしたくない。」
そんな日が増えてきた…。
年齢を重ねると、多くの方が
「筋力が落ちたから仕方ない。」
と思います。
でも、本当にそうでしょうか。
私は整体や立腰体操、太極拳を通して、たくさんの身体を見てきました。
そこで気づいたことがあります。
疲れやすい人ほど、筋力不足ではないのです。
実は、
一部の筋肉だけが働きすぎている。
だから疲れるのです。
❀ 疲れているのは身体ではありません
例えば肩。
腕を上げるだけで肩が重い。
すぐ肩が張る。
そんな方は少なくありません。
でも肩が悪いのでしょうか。
違います。
肩が頑張りすぎているだけです。
本来は、
鎖骨も、
肋骨も、
背骨も、
肩甲骨も、
みんなで協力して腕を持ち上げます。
ところが現代人は、
長時間のスマホやパソコン、
車中心の生活、
運動不足によって、
動くはずの関節が眠っています。
すると、
眠っている関節の代わりに、
肩だけが働く。
腰だけが働く。
首だけが働く。
だから疲れるのです。
筋肉が弱いのではありません。
働かせ方に偏りがあるだけなのです。
❀ 本当の脱力とは何でしょう
「力を抜きましょう。」
よく聞く言葉です。
でも、
力を抜こうとして、
本当に抜けたことがありますか。
私はありませんでした。
本当の脱力とは、
一つの筋肉が頑張らないこと。
たくさんの筋肉が、
少しずつ仕事を分け合うことです。
会社でも同じですよね。
一人が全部仕事を抱えれば疲れます。
でも、
十人で分ければ、
笑顔で終わります。
身体も同じです。
❀ 江戸時代の人はなぜ疲れなかったのか
昔の日本人は、
今より筋肉隆々ではありませんでした。
それでも、
重い荷物を運び、
一日中歩き、
畑を耕し、
よく働きました。
その理由は、
筋力ではありません。
身体全体を使っていたから。
つまり、
動く関節が多かったのです。
身体全体がチームになっていた。
だから疲れなかった。
私はここに、
現代人が忘れてしまった身体の知恵があると思っています。
❀ 私が一番うれしい瞬間
整体を受けた方が、
帰り際によく言われます。
「先生、不思議。」
「何もしてないのに身体が軽い。」
「歩くのが楽。」
私はその言葉を聞くたびに言います。
筋肉は鍛えてないよ。
眠っていた関節が目を覚ましただけだよ。
身体は、
本来の動きを思い出しただけなのです。
❀ 年齢は衰える数字ではありません
私は、年齢を重ねることは悪いことだと思っていません。
むしろ、身体を知る楽しみが増える時間です。
今年は肩。
来年は胸。
その次は股関節。
そんなふうに、
毎年ひとつずつ、
眠っていた関節を目覚めさせていく。
そう考えると、
人生はもっと面白くなります。
❀ 身体は人生を楽しむための土台です
私は筋トレを否定しているわけではありません。
でも、固まった身体のまま鍛えても、
頑張る筋肉が増えるだけです。
まずは、
呼吸を整える。
姿勢を整える。
眠っている関節を目覚めさせる。
すると、身体は驚くほど軽くなります。
疲れない身体とは、
頑張る身体ではありません。
みんなで助け合える身体です。
それは、
人間関係も、
人生も同じなのかもしれません。
身体は人生を楽しむための土台です。
疲れない身体をつくることは、
人生をもっと楽しめる自分を育てること。
私は整体や立腰体操、太極拳を通して、そのお手伝いをしています。
もし最近、
「すぐ疲れるようになったな」
と感じているなら、
筋トレを始める前に、
ぜひ一度、ご自身の身体の動きを見直してみてください。
眠っている関節が目を覚ますだけで、
人生は思っている以上に軽やかになります。
旅立つその時まで、自分の人生を楽しむために。


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