腰の王子から学んだ「引き算」の身体づくり
こんにちは、ひさこです
「身体にいいことを、もっと始めなきゃ。」
50代になると、そんな気持ちになることはありませんか?
テレビで紹介された健康法。
話題のサプリメント。
ストレッチや体操。
健康情報は次から次へと入ってきます。
真面目な人ほど、
「これもやってみよう。」
「あれも身体に良さそう。」
と、どんどん足し算をしてしまいます。
でも、一つ質問です。
その健康法、本当に今のあなたの身体に必要でしょうか。
実は、この「足し算」が身体を疲れさせていることもあるのです。
❀ 腰の王子から学んだこと
私は定期的に、「腰の王子」ことフィジカリストOuJiさんのもとで学んでいます。
腰の王子が一貫して伝えているのは、
「骨格構造どおりに身体を使うこと。」
身体は、本来の骨格構造に沿って動くようにつくられています。
その構造どおりに動けば、筋肉や関節への負担は少なくなり、本来の動きやすさを取り戻すことができます。
今回の学びで特に印象に残ったのが、
「健康は足し算ではなく、引き算で考える。」
という考え方でした。
整体師として、
「まさにその通りだ。」
と深く共感しました。
身体に良いことを増やす前に、まず身体に負担をかけていることを減らす。
その視点こそ、50代からの身体づくりには欠かせないのです。
❀ 「身体の声を聞く」は意外と難しい
健康教室やヨガなどで、
「身体の声を聞きましょう。」
という言葉を耳にすることがあります。
でも、身体の声は本当に聞こえるでしょうか。
今日は肩が軽い。
昨日は重かった。
今日は気持ちいい。
明日は何となく違う。
私たちの感覚は、その日の睡眠や気分、天候でも変わります。
つまり、
感覚だけでは身体の状態は分からないのです。
だから大切なのは、
身体を客観的に見ること。
姿勢はどうか。
呼吸は浅くなっていないか。
股関節はしっかり動いているか。
肩に余計な力が入っていないか。
身体には必ず「現在地」があります。
現在地を知らずに健康法ばかり探すのは、
地図を持たずに旅行へ出かけるようなものです。
北海道へ行きたいのに、沖縄行きの飛行機へ乗ってしまう。
それでは目的地にはたどり着けません。
まず知るべきなのは、
今の身体がどんな状態なのか。
そこから身体づくりは始まります。
❀ 痛みは敵ではなく「身体からのメッセージ」
肩が痛い。
腰が痛い。
膝が痛い。
すると、その痛い場所ばかり何とかしようとしてしまいます。
でも、本当に見るべきなのはそこではありません。
痛みは原因ではなく、結果です。
身体が、
「今の使い方では無理がありますよ。」
と教えてくれているサインなのです。
整体をしていて感じるのは、
痛いところだけを追いかける人ほど改善に時間がかかり、
身体全体のバランスを整える人ほど、結果として痛みも軽くなっていくということです。
だから私は、
症状ではなく、
身体そのものを整えることを大切にしています。
❀ 50代からは「引き算」の健康法
健康になるために必要なのは、
新しい健康法を増やすことではありません。
まずは、
身体に必要のないことを減らすことです。
無理な力を抜く。
浅い呼吸を深くする。
崩れた姿勢を整える。
頑張り過ぎる生活を少し見直す。
身体を温める。
よく眠る。
どれも特別なことではありません。
でも、この基本を続ける人ほど、身体は素直に応えてくれます。
先日参加した全国大会でも、改めて感じました。
上手な人ほど、基本を大切にしています。
太極拳も同じです。
派手な技よりも、
正しい姿勢。
自然な呼吸。
骨格構造に沿った身体の使い方。
その積み重ねが、美しく無理のない動きにつながっています。
健康づくりも、まったく同じだと思います。
❀ まとめ
健康とは、何かを足し続けることではありません。
今の自分に必要なことを見極め、必要のないものを手放すこと。
そのためには、
まず今の身体を知ることです。
呼吸を整える。
姿勢を整える。
身体を温める。
しっかり眠る。
巡りを良くする。
そんな基本の積み重ねが、
10年後、20年後の身体をつくります。
だから私は、整体や太極拳、立腰体操を通して、
骨格構造どおりに身体を使うこと
そして、
身体が本来持っている力を引き出すこと
を大切にお伝えしています。
身体を整えることは、
人生を整えること。
身体は人生を楽しむための土台です。
もし、
「健康のために頑張り過ぎているかもしれない。」
そう感じたら、一度立ち止まってみてください。
足し算ではなく、引き算。
そこから、本当の身体づくりが始まります。
旅立つその時まで、自分の人生を楽しむために。
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