そのイライラ、本当に消す必要がありますか?
こんにちは、ひさこです
「こんなことでイライラしちゃダメ」
「もっと前向きにならなきゃ」
「不安になるなんて弱い証拠だ」
そんなふうに、自分に言い聞かせていませんか?
実は私たちは、
感情そのものよりも、
感情を否定することで苦しんでいることがあります。
今日は、腰の王子からの学びと内田博史さんの講義から感じたことを通して、
「感情との付き合い方」
について考えてみたいと思います。
ネガティブな感情は悪者なのでしょうか?
まず質問です。
あなたは最近、
イライラしましたか?
不安になりましたか?
落ち込みましたか?
もし答えが「はい」なら、
安心してください。
あなたは正常です。
私たちは、
嬉しい。
楽しい。
幸せ。
こうした感情は歓迎します。
ところが、
怒り。
悲しみ。
不安。
嫉妬。
こうした感情になると、急に追い出そうとします。
「こんな感情を持っちゃダメ」
「早く切り替えなきゃ」
「ポジティブにならなきゃ」
でも少し考えてみてください。
感情は、本当に良い・悪いで分けられるものなのでしょうか?
例えば、
熱が出たら身体からのサインです。
咳が出たら身体からのサインです。
では、怒りや不安はどうでしょう?
それもまた、心からのサインではないでしょうか。
感情は敵ではありません。
感情は、あなたに何かを伝えようとしているメッセージです。
そのメッセージを受け取る前に追い出してしまったら、
心は何度も同じサインを送り続けます。
だから感情は悪者ではない。
まず、ここを知ることが大切です。
感情を消そうとするほど苦しくなる
私は整体の仕事を24年間続けています。
身体も心も、驚くほど似ています。
肩が凝っている。
でも無視する。
さらに頑張る。
もっと無視する。
結果どうなるでしょう?
当然、もっと辛くなります。
感情も同じです。
怒りがある。
でも見ない。
悲しみがある。
でも我慢する。
不安がある。
でも押し込める。
すると感情は消えるどころか、
心の奥でどんどん膨らんでいきます。
落語の世界なら、
押し入れに物を詰め込んで、
見ないふりをしていたようなものです。
「まだ入る」
「まだ入る」
と押し込んでいたら、
ある日、雪崩のように全部飛び出してきた。
そんな経験はありませんか?
感情も同じです。
見ないふりをしても、
なくなったわけではありません。
ただ押し入れの奥に追いやっただけなのです。
心を軽くする「内観」という習慣
では、どうすればいいのでしょう。
答えは意外なほどシンプルです。
消そうとしないこと。
これです。
心理学でいう内観とは、
自分の感情や状態を、
良い・悪いと判断せず、
ただ観察することです。
例えば、誰かの一言に腹が立った。
そんな時、
「怒っちゃダメだ」
ではなく、
「ああ、私は今怒っているんだな」
と見る。
将来が不安になった。
そんな時も、
「不安になる私は弱い」
ではなく、
「ああ、私は今不安なんだな」
と見る。
ただそれだけです。
改善しようとしなくていい。
解決しようとしなくていい。
まずは気づく。
まずは認める。
これが内観の第一歩です。
雑念が出るのは失敗ではない
瞑想も同じです。
目を閉じる。
呼吸を感じる。
すると、必ず雑念が出てきます。
今日の夕飯どうしよう。
LINE返したかな。
あの人の言い方、ちょっと気になったな。
次から次へと浮かんできます。
その時、多くの人は思います。
「集中できない」
「私には向いていない」
違います。
雑念に気づいた。
それが成功なのです。
内観とは、何も考えないことではありません。
自分を知ることです。
どんなことに反応するのか。
どんなことで不安になるのか。
どんな時に怒るのか。
それを知る時間なのです。
人生を苦しくしているのは出来事ではない
ここで少しだけ厳しいことを言います。
私たちは、
出来事そのものに苦しんでいると思っています。
でも実際には、
出来事への解釈に苦しんでいることが少なくありません。
同じ言葉を言われても、
傷つく人もいれば、
笑って受け流す人もいます。
同じ出来事でも、
落ち込む人もいれば、
前へ進む人もいます。
違うのは何でしょう。
心の癖です。
内観を続けると、
その癖が見えてきます。
私はこういう時に不安になる。
私はこういう言葉に反応する。
私はこういう場面で怒りやすい。
それが分かるだけで、
人生は驚くほど楽になります。
なぜなら、
感情に振り回されるのではなく、
感情を観察できるようになるからです。
旅立つその時まで、自分の人生を楽しむために
私は最近思うのです。
人生を楽しんでいる人は、
いつも笑顔の人ではありません。
いつも前向きな人でもありません。
怒ることもある。
悲しむこともある。
不安になることもある。
落ち込むこともある。
でも、それを否定しません。
「ああ、今そう感じているんだな」
と受け止めることができます。
感情を押し殺して生きる人生と、
感情を受け入れて生きる人生。
どちらが自由でしょうか。
私は後者だと思います。
感情を否定しない。
ありのままの自分を認める。
その積み重ねが、心を整えます。
そして心が整うと、身体も整います。
身体が整うと、人生が整います。
だから私は思うのです。
旅立つその時まで、
自分の人生を楽しむために必要なのは、
完璧になることではない。
いつもポジティブでいることでもない。
自分の感情と仲良くなることだと。
🔥 結論です。
イライラしてもいい。
不安になってもいい。
悲しくなってもいい。
大切なのは、その感情を裁かないことです。
「ああ、今そう感じているんだな」
と優しく見つめること。
その小さな習慣が、
あなたの心を整え、
人生を整え、
旅立つその時まで自分の人生を楽しむ力になっていくのだと思います。
今日、あなたはどんな感情を感じていますか?
まずは、その感情を否定せずに見つめることから始めてみませんか。
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